先月、奥さんの不貞調査をお受けし、10日程前に調査結果のご報告をさせて頂いた男性のご依頼者より、昨夜ご連絡を頂きました。
数日前にご本人と話し合いをし、本人も粗方事実を認め、「今後は相手とも別れ気持ちを入れ換える」と本人が話したとの事でしたが、依頼者は到底受け入れる事は出来ず、今後は本人と離婚をする決意との事でした。
調査後、夫婦関係をどの様にするかは、やはり依頼者それぞれですし、不貞の事実があっても、不貞に至った相手側から逆上され離婚を要求される場合もあります。
調査は、事実がどうなのか、相手は誰なのか、どの様な状況にあるのか、気持ちのモヤモヤを取りたい、決定的な証拠を取るといったところに重点が置かれがちになりますが、調査結果=「調査報告書」は、例えば、夫婦間の不貞が原因で、こちらが希望する離婚の際も、不本意で離婚をしなければならない場合も、不貞相手に慰謝料を請求するといった場合も、きちんと弁護士に委任ができ、こちら主導で、問題解決を行なって行く場合に必要となります。
先に記載した昨夜ご連絡を受けた依頼者の男性は、本人と話しをされる際に当社がお渡しした報告書は、本人に見せられる事はされませんでした。
既に、当社から斡旋した弁護士に報告書はお渡しになられており、これから奥さんとの離婚調停(もしくは離婚裁判)、相手男性との裁判資料として、委任した弁護士が使用します。
調査の本当の意味は証拠を撮る事が目的では無く、来たるべき時の為、事前に準備を済ませておく事です。
私は調査依頼に際して相談に来られる方に、「どのような状況になってもきちんと対応出来るスイッチをいくつか作りましょう、それを作る為の基礎の作業が調査です」とご説明しています。
本年も残り数日、コロナ過でしたがたくさんの御依頼をお受け致しました。
本年受けた事案で既にいくつか思い出せない事案もあると思います。
本日も調査現場に向かい、相変わらず調査が途切れる事は無く、昨日も御依頼をお受けし、また明日も御依頼のご相談の予約を頂きました。
くまもと調査サービスは依頼者お一人、お一人にしっかりと向き合わせて頂き、誠心誠意ご対応致します。
色々とお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。